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ストレート屋根の塗装の必要性や注意点を知ろう

2021.05.24

日本の住宅にはいろいろな種類の屋根材が使用されており、その主流は時代と共に変化を遂げてきました。2021年現在で、日本の住宅の多くを占めているのがスレート屋根ですが、ここではスレート屋根への塗装の必要性について、詳しく調査し紹介しています。

スレート屋根とは

現在日本家屋の多くの割合を占めているのがスレート屋根ですが、それがどのようなものなのかをきちんと把握している方は非常に少ないのが現実です。
「スレート」とは、粘板岩を薄い板状に加工した建築材であり、屋根材の他にも外壁材としても用いられています。
粘板岩をそのまま使用した「天然スレート」は、かなりの高級感を醸し出すことができる素材ですが、高額であることなどの理由で日本ではあまり見かけることがありません。
日本では化粧スレートが主流であり、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工されていて、「カラーベスト」「コロニアル」などという商品名でも呼ばれています。
日本住宅の多くに使用されている化粧スレート屋根には、平板や波型といった種類があって、カラーバリエーションも豊富で、様々な外壁塗装の色に合わせやすい特徴をもっています。
続いて、スレート屋根のメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

スレート屋根のメリット

スレート屋根のメリットとしては、「価格の安さ」「耐震性の高さ」「施工のしやすさ」などが挙げられます。
他の屋根材と比較しても材料費が安いため、建築費用を抑えることができます。
軽量であることから耐震性に優れ、取り扱いやすいことなどから施工できる業者が多いことも大きな利点です。

 

スレート屋根のデメリット

メリットが多い一方で、スレート屋根には多くのデメリットもあります。
スレート屋根の耐用年数はおよそ15~20年と、他の屋根材に比べて短いです。
耐水性や耐久性能にもそれほど優れておらず、カビやコケなどが生えやすく、メンテナンスの頻度も高くなっています。

 

スレート屋根に塗装は必要?

結論から言えば、スレート屋根に塗装は必須です。
新築時のスレート屋根にはもともと塗装が施されていて、塗装が剥がれてしまうと防水機能が奪われてしまいます。
スレート屋根の耐用年数を15~20年と案内しましたが、塗装はもっと短い期間で行う必要があります。
屋根は常に紫外線や雨風に触れていることから、住宅のどの部分よりも自然の影響を受けやすく劣化が起きやすくなっています。
防水機能である塗装が剥がれると、直接雨水がスレート素材自体に入り込んで、構造体である木材や鉄骨にダメージを与えてしまいます。
防水機能を失った屋根は、雨漏りなどを発生させて、建物の内部を腐らせて家をボロボロにしてしまいます。
早めには対策をすれば修繕費用を抑えることもできますが、内部に大量のカビを発生させたり、シロアリの被害に遭ったりすると、建て替えでなければ対処できないケースもあります。
したがって、スレート屋根の劣化は長く放置しないで、早めのメンテナンス、すなわち塗装が必要です。

 

スレート屋根に塗装を行うときの注意点

前項で説明した通りに、スレート屋根のメンテナンスとして塗装を行うタイミングを間違えないことが、大切な家を守る大きなポイントです。
一般的には、家を建ててから10年スパンで行うのがいいとされています。
ただし、すべての住宅が同じ環境に建てられていないことから、屋根の劣化状況は建物によって異なります。
そのため、新築時または塗り替え時からある程度の年数が経ったら、屋根の色あせや塗装の剥がれ、破損やひび割れなどを確認しましょう。
確認を定期的に行い、これらの症状が出ている場合は早めに専門業者に診てもらいましょう。

 

塗装を行う時期も考えよう

特に雪の多い北国や雨の多い地域などでは、塗装を行う時期も重要です。
夏場が塗装には最適な時期と思っている方も多いですが、塗装には雨が少なく、気温や湿度などが安定している秋(10~11月頃)が最適だと言われています。

 

使用する塗料で耐用年数は変わる

一般的なメンテナンスのスパンは10年と前記しましたが、使用する塗料によってもそれは大きく変わってきます。
塗料には複数の種類があって、それぞれ耐用年数が異なります。

例えば、ウレタン系の塗料であれば6~10年、現在多く使用されているシリコン系塗料であれば8~15年となっています。
最近では、熱を反射する効果がある遮熱系塗料などの特殊塗料を多くのメーカーが開発・販売していて、中には20年以上の耐用年数を誇る塗料もあります。
耐用年数が長いほど価格も高い傾向にありますが、コストが高くなっても長持ちさせられることを考えれば、トータル的にはお得にできるかもしれません。
今後どの程度家に住むのかなどをしっかり考慮したうえで、ベストな選択をしてください。

 

DIYでの塗装は危険

普段から日曜大工などを趣味にしていると、屋根塗装もDIYでできると思ってチャレンジする方がいます。
ただし、いろいろな面から素人がDIYで屋根塗装することはおすすめではありません。
まず、屋根塗装は高所での作業になるため、大きな危険を伴います。
屋根の上から落下して命を落とした方はたくさんいます。
屋根塗装にはいろいろな工程があって、プロでも工程を間違ったり手抜きをしたりすると、雨漏りの発生や建物の中に雨水を侵入させるリスクを高めます。
そのため、DIYでの作業をおすすめしないことはもちろんですが、業者選びも慎重に行わなくてはいけません。
また、DIY用の安価な塗料を使用することにより、塗料の剥離を起こす時期を早めてしまいます。
メンテナンス費用を抑えようとしてDIYで屋根塗装を行ったせいで、余計にお金がかかってしまうようなことはよくあります。

 

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